2006年06月09日

「読者投稿」について

また、また「アインシュタインの予言」に文句つけてるよ^^|きちが石根には、以下のような指摘があります。

ネタばらししますと、アインシュタイン博士のメッセージ書簡は事実です。ただし、改造での取り扱いは実は非常に小さいものです。なぜならその他の改造読者向けの投稿の方が大切だったからです。


これは「メッセージ書簡は読者コーナーのようなページで取り上げられたので扱いが小さかったのだ」という意味に、筆者は理解しました。

しかし、当時の「改造」には「読者コーナー」はありませんでした。

これは当然で、当時に雑誌などに意見を寄せるような人間はごく一部の知的エリートに限られていたからです。当然“読者”からの投稿などといえば公開書簡による議論というようなかたちで扱われ、大きなページを割くことになります。いまの雑誌の巻末にあたりまえにあるような読者との交流欄は成立しません。

したがって、アインシュタインの書簡をほかの読者の投稿と並べて載せるような読者コーナーは「改造」にはなかったのです。

また「扱いを小さくする」ことは物理的にも不可能です。

当時は活字を植える方式の活版印刷が主流でした。いまはDTPですからどのように小さなフォントも扱うことが可能ですが、「改造」のような雑誌の誌面本文の文字サイズはほぼ一種類に限られています。しかも非常に大きいのです。

限られた誌面に投稿がいくつもひしめきあうようなレイアウトは、当時の雑誌では難しかったのです(なかった、というわけではありません)。

このため、ほかの読者からの投稿に埋もれるようなかたちでアインシュタインの書簡がさりげなく載っている…というのはまずありえないでしょう。
posted by ein at 10:08 | TrackBack(0) | 検証 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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